睡眠と女性ホルモン1 月経前は眠くなるのです。

女性のカラダは色々なライフステージによってカラダも変化します。

 

こんにちは
睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。

 

女性の体は、「月経」「妊娠・出産」「閉経」を通して、大きなホルモン変化があります。

 

月経前は日中の眠気、

妊娠中は日中の眠気や不眠、

出産後は睡眠不足、

そして更年期には不眠になりやすい

という特徴があります。

 

人間の体内では約100種類以上のホルモンが分泌されます。

 

卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンの2つが、女性ホルモンと呼ばれるもの。

この女性ホルモンを分泌する卵巣に指令を出しているのは脳にあるの視床下部。

脳の視床下部から下垂体という所に性腺刺激ホルモン放出ホルモンを出しなさいと司令が伝わり、これが卵巣に伝わり、卵巣から女性ホルモンが分泌されます。

 

生理が終わってからの約2週間はエストロゲンがたくさん分泌されるため、体調も安定し快適な睡眠を得やすい時期とされています。

その後、排卵を迎えると、プロゲステロンの分泌が増加しはじめます。

プロゲステロンには体を休ませようとする作用があります。

個人差はありますが、この時期に眠たく感じるのはこのためです。

 

また、慢性的な寝不足でいると、脳の視床下部が誤作動をおこし、下垂体への命令が正しく行われず、結果、卵巣への司令が狂い女性ホルモンの分泌にも影響を与えます。

百害あって一利なし。

女性にとって睡眠は女性ホルモンのためにも大切なのです。

 

 


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矢間あや
睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者

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