睡眠と健康経営1  単純ミスを繰り返す人の共通点

しっかりチェックしているはずなのに「単純ミスが多い」「見落としが多い」こう感じている方はいませんか?

こんにちは
睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。

 

アメリカで公表された研究では、睡眠時間が短い人たちほど見落としが多くなることが明らかになりました。

1週間にわたり、1日の睡眠時間を3,5、7、9時間に制限した各グループごとに簡単な作業の見落とし回数を調べた結果、日数が経過するに伴い、睡眠時間が短いグループほど見落としが多くなるという結果に。

寝不足はダイレクトに脳へ影響を与えて注意力を低下させ、昼間のパフォーマンスを妨げてしまうのです。

ミスをすると、それをリカバリーするために時間を作らなければならず、結果、残業時間が増えてしまいます。残業時間が増えると、帰宅時間が遅くなり、結局、睡眠時間の確保が難しくなり、翌日もまった、睡眠不足のまま、仕事でのパフォーマンスを発揮できずという、悪循環に陥ってしまいます。

こんな状況が続くと、「いつもミスが多い」という印象を与えてしまい、仕事でも、人としても信頼されなくなってしまいます。

企業としては、社員が睡眠不足であると上記のようなことが起こり、結局、残業が多くなり、と負のスパイラルに陥ってしまうことを改めて知っておくことが大切だと思います。

本人が規則正しい正しいリズムで就寝・起床するよう心がけることが最も大切なのですが、部下や仲間でミスが続いている人がいたら、頭ごなしに怒るのではなく、睡眠がとれているかどうか、健康状態の把握とヒアリングを心がけることをオススメします。

睡眠改善は働く人々の健康を守り、企業の生産性を高めます。

働く人も企業も「睡眠」の大切さをもう一度考えていきたいものですね。

 

 

 


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矢間あや
睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者

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