睡眠と健康経営4 社員の睡眠問題は早期退職につながる
これからの企業の課題の1つに、優秀な人員の確保というものがあげられると思います。
こんにちは。
睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。
過酷な労働環境・労働条件のもと、必要な睡眠時間も確保できず、心身の疲労が蓄積される日々をなんとか気合で乗り切りながら業務を遂行しているという方が日本では少なくなりません。
私が理学療法士として勤務していた時も、ビジネスエリートの方はこの様な過酷な状況で自分の健康に絶対的な自信を持っていて、自分は病気になるなど1ミリも思っていなかった方が大半でした。
とある研究で、睡眠に問題がある人のほうが早期退職しやすいというデータがあります。
睡眠に問題がない群と比較すると、中等度にある群は2.3倍、重度軍は3.7倍も早期退職率が高いという結果に。
職業不能となる主な健康不調は「骨格筋系障害」が42%、そして、精神障害が約26%を占めました。
睡眠不足は生活習慣を引き起こし、私が見てきた患者さん達のような結末をたどることも。
健康上の理由から働けなくなることは、本人が辛いことはもちろん、会社側にとっても経験や知識が豊富な人材を失い、新たなコストがかかり、場合によっては社会的イメージ悪くなるなど、あらゆる面でマイナスになります。
これからの時代、優秀な人材の確保が企業の大きな課題となるのは簡単に想像できます。
そのためにも、優秀な人材が健康上の理由で退職しないよう、「睡眠習慣」を見直し社員の心と体の健康をサポートし、先手をうつ必要がありますね。
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