寝不足は酒酔いと同じ???!!!

「デキル」という題名の書籍が多いのはそれだけ皆様関心が高い証拠。

 

こんにちは
睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。

 

日本人は勤勉だと言われ、労働時間も世界でトップクラス。

疲れて寝不足なビジネスパーソン沢山見かけますよね。

実は、疲れたままお休みもせずいるのは酒酔いしてるのと同じというデータがあるのをご存知ですか?

 

ある論文によると、起床後17時間を超えると課題対応能力が血中アルコール濃度0.05%の酒気帯び運転と同等のレベルまで低下することが明らかになりました。

ちなみに酒気帯び運転は0.03%以上を言います。

24時間寝ないと、ビール中瓶2本分の酒気帯び相当までUPするそう。

 

朝7時に起きる人にとって、夜中0時以降はもう泥酔状態と同じということ。

 

さらに。

睡眠時間を2割削って頑張っているつもりでも、日中のパフォーマンスが2割落ちていたら睡眠時間を削る意味がないのは明白。

頑張っているそれどころか、寝不足状態が続くことでイライライしやすくなったり、だるさや頭痛などの不定愁訴に悩まされることになったりと、むしろマイナス面が目立ってしまいます。

できるビジネスパーソンは睡眠を仕事の1部として管理してこそ。

 

 

企業側からの視点見ると、社員の起こした事故で取り返しのつかない自体に発展することがあります。

チェルノブイリ原子力発電所事故は社員の睡眠不足からおきたと言われています。

実際に眠気が引き起こした取り返しのつかない産業事故はこれ以外にも、いくつも報告があります。

日本でも2003年に新幹線の運転手が居眠り運転した、山陽新幹線居眠り運転事故があります。

 

産業事故だけでなく、長時間労働が加速することによる働く世代の睡眠時間の圧迫、増加するシフトワーク、これらは生活習慣病やがん、うつ病などのリスクを高めるということも判明しています。

今後、人手不足が叫ばれる中、優秀な人材を確保するためには、社員の健康も企業ぐるみでマネジメントすることが重要になってくるのだと思います。

 

 

 


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矢間あや
睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者

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