睡眠とお尻

最近、お尻が貧相になったなぁ〜。。。という方いらっしゃいませんか?

 

こんにちは。
睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。

 

人間のお尻。
プリっとしたお尻が好きという男性も女性もいらっしゃると思います。

その「お尻」
人間とゴリラをわけるポイントだと言っても過言ではありません。

 

人間とゴリラを分ける決定的な違いは、”唯一人間の方が「お尻の筋肉」が大きい”と言うこと。

ゴリラの太ももの筋肉は人間より2〜3倍太いんですよ。
握力だって人の比ではありません。

ですが、

唯一人間がゴリラより発達している筋肉がお尻の筋肉なのです。

 

これは2本足歩行か、4本足歩行かの違い。

 

2本足で立つためには、膝や股関節を伸ばして、上体を起こす必要があります。

立位時、座位時、歩行時などで身体を支えたりバランスを取るために必要になってくるのがお尻の筋肉達なのです。

さらにお尻の筋肉はお腹の筋肉とも深い関係があります。

 

お尻の筋肉を使えていないと、身体のバランスが悪くなり、お腹の奥の筋肉も使えないので、体の余分な所に負担がかかり、痛みに変化してきます。

立位姿勢も安定しないので、当然、立ち仕事や、歩き、階段の上り下りなどにも影響が出てきます。

私は「緩めて、整えて、維持する」3つのステップ(睡眠bodyメソッド)で体を変化させると良いよと伝えていますが、維持する部分はまさにこのお尻のお話をします。
(お腹の奥の筋肉の話は整える部分で、維持するでお尻と肩甲骨のお話をします!!)

 

現代の日本人の体を見ていると、お尻が貧弱になっている人が多いのです。

解剖学的にも、外見的にも、美しく歩く、座る、動くことが減り使い方を忘れてしまった現代の生活がお尻の筋肉の退化の主な原因だと思います。

 

さらに、これは睡眠にも多いに関係していると思います。

殿筋が退化していれば当然、本来は使わなくて良い筋肉を酷使するため、無意識の筋緊張がおこります。

無意識の筋緊張がリラックスに繋がらず、寝ても疲れがとれない。。。というスパイラルに。

これは”ゴロ寝リセット”で解消できます。

腰痛の人はだいたいお尻の筋肉の衰退が激しいので良質な睡眠もとれていません。

 

 

 

最近では「解剖学的にも、外見的にも美しく」座り、歩き、動く人が減りました。

昔の日本人の生活はお尻の筋肉を使う生活でしたが、現代はお尻の使い方を忘れてしまっている生活なのが最大のお尻衰退の原因だと思います。

世界で最も座っている時間が長いのも日本人ですものね。

 

お尻の筋肉の衰えは、冷え性や最近痩せない!当然上記理由で睡眠にも繋がっています。

プリンとした魅力のあるお尻を目指して解剖学的にも外見的にも美しいお尻をめざしたい所ですね。

 

 

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矢間あや
睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者

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