睡眠と現代ニッポン4 体幹の良し悪しが良い睡眠をもたらすー呼吸ー
体幹の良し悪しが良い睡眠をもたらす
こんにちは
睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。
なぜ
呼吸と睡眠なのか?
呼吸は基本的に、横隔膜と肺で行います。
肺は肺自体で空気をすったり、はいたりはできません。
もっと細かく言うと、
息をすうと肺が膨らみ、横隔膜が縮んで下の方に下がり、肺が風船のように膨らみ空気が入っていきます。
要するに横隔膜が動きます。
息を吐くときは、肺が縮むことで(肺の弾性)によって横隔膜も元の位置にもどってきます。
力は使いません。
私が考える狭義の体幹は
横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群の4つ。
そう、横隔膜が入っています。
この横隔膜は膜とありますが、筋肉です。
そして、このトレーニングは、呼吸エクササイズで行うことができます。
また、呼吸は、自律神経と密接に関与しています。
自立神経とは自分の意思とは関係なく働く神経で原則的に自分の意思ではコントロールできません。
自立神経には交感神経(活動モード)と副交感神経(リラックスモード)の2つが相互に関係しており、この2つが私達の意思に関わらず生命維持を行うために自動的にコントロールしてくれています。
日中活動する時は交感神経優位に、夕方から夜にかけて徐々に副交感神経が優位になり眠りにつく。
これが自然な私達の体のメカニズムです。
今、自律神経の乱れが多くの不調に繋がっており、睡眠に関するお悩みの多くもこの自律神経の乱れが原因の1つにあげられます。
そして、この基本的には私達の意思ではコントロールできない自律神経を唯一コントロールするのが呼吸と言われています。
着物を着ていた江戸時代にはもう呼吸法が確立されていたようです。
そうそう、江戸時代にも長生きするための本が発売されていました。
貝原益軒が書いた『養生訓』は実体験に基づいた健康法を解説した本。
今読んでもとてもおもしろいですよ。
投稿者プロフィール
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睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者
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