現代人と睡眠6 下駄・草履はトレーニング道具です!
下駄(女性は草履も可)はもう、足のトレーニング道具だと私は思っています。
こんにちは
睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。
私が着物にハマったそもそもの大もとは、
もともと、私は着物も持っておらず、もちろん1人もで着れず。
着物はお茶やお花などを嗜む人や、パーティーや式に着るものだと思っていました。
今は、サササッと着替えて1人でお茶やご飯を食べに行きますし、私の着物は普通のワンピースより格安なので超コスパの良い、そして周りにも礼を尽くせるものだと思っています。
この着物もさることながら、履物である、下駄・草履がまた、すごかった。
靴を履く生活をしていると、
- 足の指が自由に動かない
- 足裏の3つのアーチ(横アーチ、内側縦アーチ、外側縦アーチ)が消失している
足自体のトラブルはもちろん、ひざ痛や腰痛、首肩コリの不調の訴えに繋がります。
さらに高温多湿の日本において、革靴は蒸れるし、暑いし、水虫や足の爪などの足部のトラブルにつながります。
下駄や(草履)は蒸れることはありません。
夏の暑さで冷房対策をするなら、ぜひクールビズの一貫として特に男性には「下駄」を採用して欲しいと私は本気で思っています。
さて、突然ですが、
足の指でじゃんけん出来ますか?
足の指は手の指と同じように動きます。
昔の人は足の指を器用に使い、縄を編んだり、仕事をしていました。
ですが、現代人は足の指が殆ど動きません。
手指も足指もどちらも筋肉は長いケンと共に足は膝の辺りから、手は肘の辺りから付いています。
足の指を動かすということは、スネの部分やふくらはぎの部分も動かすということになります。
また、3つのアーチは衝撃吸収のためにも必要不可欠。
一番わかりやすいのが、扁平足。(内側縦アーチ)
ここが潰れている人が多すぎる。
これを解消するのが、下駄(女性は草履も可)だと思います。
まず、下駄や草履を履く時に、鼻緒を足の親指と人差し指で挟むように履きます。
決して、指の間深くにビーチサンダルを履く時のように入れてはいけません。
この挟みながら歩くためには、足の指の力も、足部の動きもふくらはぎ近辺の力や動きも使いますから、トレーニングになります。
当然、下駄履きで歩くためには、体幹筋も使います。
写真ではこの下駄、自立して見えますが、この下駄自立しません。
一本歯下駄はバランスをとるのが難しく、
体幹トレーニングにも
良い睡眠をするための眠れる体に変えるためにもかなりお勧めだと思っています。
上記の写真は東京・谷中銀座の「濱松屋はきもの屋」さんのもの。
(〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3丁目15−5)
下駄や草履を買い求める時は、間違っても、ネットでポチ!としないこと。
実際のお店では、自分の足にあうように、鼻緒を調節してくれ、それにより余計な力を使わなくて済むようになります。
職人さんの力の凄さを垣間見れます。
現代人の眠れない!の訴えを解消するためには、日常生活において「下駄」に変えるだけで、トレーニングになり、クールビズにもなり、良いことだらけだと思うのですが、まだ、ビジネスマンには本気で採用されないのが悲しい所です。
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睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者
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