睡眠とダイエット8 低糖質ダイエットが実は睡眠にも効果的?!

最近流行りの「低糖質ダイエット」

実は睡眠にも良い影響があると近年の研究でわかってきているそうです。

糖質とは、ご飯やパン、麺類 イモ類などに多く含まれる栄養素です。
体のエネルギー源として使われます。

この糖質、眠りが浅いときほど、脳の血糖消費量が増加するという報告があり、入眠時に血液中に糖が増加していると深い眠りを妨げる可能性があると考えられています。

急激に血糖値があがる食事を睡眠前に行うと上記のように血糖値が上昇して良い睡眠を妨げるということですね。

血糖は食後20~30分で上昇し始め、1時間程度でピークを形成します。

一方、

低血糖食は、急激に血糖値が上がりにくいので、睡眠時に脳の血糖消費量の影響を受けず身体を休めるのに望ましいと考えられています。

だから、低糖質食が実は睡眠にも効果的だと言われる由縁のようです。

 

ただね。

「食べてすぐ、横になると牛になる」と昔から言われていますが、これはダイエットや睡眠にはあまり良くないですが、「食物を消化する」視点から見ると、良いことだったりします。

食物を消化するために、胃や腸に大量の血液が必要になり、また、血液中に取り込まれた栄養分を分解し、肝臓に蓄えるためにも大量の血液が必要になるからです。

食後すぐに仕事や運動をすると、血液が脳や筋肉に分散するため、消化器系の臓器への血流量が著しく減少してしまいますからね。

私達が普通に生活して、手軽にお腹を満たそうとすると、菓子パンやクッキー類、丼系などに手が伸びやすいと思います。
これらは主に糖質がメインの栄養素。ついつい食べるもは糖質が多くなりがちに。

糖質が駄目なのではなく、糖質が多くなる生活になりやすいことが原因なのだと私は思います。

ダイエットも、睡眠も、結局は、自身の「健康」を取り戻すために自分にあった最適な生活を行うことが重要だと思います。

 

 

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矢間あや
睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者

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