睡眠とダイエット6 ホルモンを見方につける 〜セロトニン〜

ダイエットとは、

身体を細くすることでも、

体重を減らすことでもなく、

心身共に健康になることだと思っています。

こんにちは
睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。

 

睡眠不足になると、ホルモンバランスが崩れ、痩せにくくなります。

 

今回はセロトニンのお話。

セロトニンはメラトニンを作るための材料でもあるため、睡眠に大きく関係するホルモンのひとつです。

 

セロトニンは、精神の安定や安心感や平常心、頭の回転をよくして直観力を上げるなど、脳を活発に働かせる鍵となる神経伝達物質で、脳内で分泌されます。

セロトニンはストレスに対して効能があると言われ、自らの体内で自然に生成され、精神安定剤とよく似た分子構造をしており、男性は女性に比べて約52%脳内セロトニンを生成する能力が高く、セロトニンの分泌は、女性ホルモンとも連動していると言われます。

 

セロトニンが不足すると、慢性的ストレスや疲労、イライラ感、向上心の低下、仕事への意欲低下、協調性の欠如、うつ症状、不眠といった症状がみられます。

 

日照時間が短くなると、日光を浴びる時間が減り、セロトニンの分泌が低下することが考えられます。

これによりうつ病の1つに「季節性情動障害(SAD)」という疾患があります。

これは別名「冬季うつ病」と呼ばれており、毎年冬になると抑うつ症状が出現する疾患です。

また、質の良い睡眠には心身がリラックスした状態であることが重要です。

 

 

ではどうすれば良いのか!というと

一番簡単な方法は起床直後から30分までに日光を浴びる です。

セロトニンは無限に増えるわけではないので、一日15分〜30分ほど日光に浴びることを意識する。

 

また、セロトニンは日光浴だけではなく、さまざまな方法で分泌を促すことができます。

その一つに、リズミカルな運動によって活性化されるという特徴があるので、基本的なリズム運動である、歩行運動、食事の際の咀嚼、意識的な呼吸などを行うことで活性化させることができます。

一定のリズムを刻む運動を反復して行うと、セロトニン神経を刺激して覚醒状態を高める効果がもあります。

 

さらに、人との触れ合いもセロトニンを増やすには効果的なのだそうです。

 

心身共に健康であることは、仕事にも、遊びにも、全てにおいて重要なこと。

超健康な体と心を手にいれて、やりたいことをどんどん挑戦していきましょう!!

 

 

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矢間あや
睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者

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