睡眠とダイエット5  ホルモンを見方につける 〜コルチゾール〜

ダイエットの目的は、

身体を細くすることでも、

体重を減らすことでもなく、

心身共に健康になることだと思います。

 

こんにちは

睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。

 

 

さて、睡眠不足になると、ホルモンバランスが崩れ、痩せにくくなります。

以前レプチン・グレリンのお話や成長ホルモンのお話をしました。

この他にも睡眠に深く関わるホルモンがあります。

 

今回はコルチゾールのお話。

 

コルチゾール。

 

何やら聞き慣れない言葉ですが、このコルチゾール「抗ストレスホルモン」とも呼ばれています。

コルチゾールは副腎皮質ホルモンの1つで副腎より分泌されています。

副腎は血圧、血糖、水分・塩分量などの体内環境を常にちょうど良い一定の状態に保つためのホルモンをつくっています。

これらのホルモンは生命の維持に不可欠ですが、多すぎても少なすぎてもいけません。

ちなみにコルチゾールが多すぎる状態は、

・顔にニキビができて丸くなり

・お腹に脂肪がつき

・手足は細く筋肉が弱くなる

・皮膚が薄くなって、青あざができやすくなる

・高血圧、糖尿病、骨粗鬆症にもなりやすい

などがあります。

医療の現場ではクッシング症候群と立派な診断がくだされます。

 

逆にコルチゾールが不足する状態になると

・唇や爪の周りの色が黒くなり

・体重減少、食欲不振

・集中力の低下、脱力感

・低血圧、低血糖などの症状

が現れます。

こちらはアジソン病と診断されることがあります。

 

コルチゾールは目覚めを助け、一日活発に活動できるように準備するという働きがあり、朝にたくさん分泌されると言われています。

そのため、日中の過度なストレスや就寝前の緊張状態によりコルチゾールが過剰に分泌されると、覚醒状態が続き深い眠りにつくことができなくなります。

 

たかが睡眠かもしれませんが、睡眠不足が思わぬ病気に繋がるのです。

 

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矢間あや
睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者

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