睡眠とダイエット7 ホルモンを見方につける 〜メラトニン〜

ダイエットとは、

身体を細くすることでも、

体重を減らすことでもなく、

心身共に健康になることだと思っています。

こんにちは
睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。

 

睡眠不足になると、ホルモンバランスが崩れ、痩せにくくなります。

前回はセラトニンのお話

今回はメラトニンのお話。

 

メラトニンは松果体から分泌されるホルモンで別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。

季節のリズムや概日リズムの調節作用を行います。

メラトニンの分泌は光によって調整されていて、夜暗くなると多量に分泌されることで眠気を促し、朝日を浴びることで分泌を抑制します。

夜に強い光を浴びたり、朝日を浴びないとメラトニンがうまく分泌されなくなるので、睡眠のリズムが崩れ、睡眠が浅くなったり、寝つきが悪くなるなど影響が生じます。

睡眠本等には、「朝起きたら朝日を浴びましょう」と書かれていると思います。理由はこれらのことがあるからです。

 

 

朝、光を浴びると、脳内の体内時計がリセットされて覚醒状態となり、同時に体内時計からの信号によりメラトニン分泌が抑えられます。

覚醒後14~16時間が経過すると、体内時計からの指令によりメラトニンは再び分泌され、その作用で深部体温が低下し眠気を感じるようになります。

 

実際に、スマホ、携帯ゲーム機のディスプレイ(液晶画面)から発せられるブルーライトが睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌に悪影響を及ぼす可能性が報告されています。

 

この様に睡眠に非常に関与している「メラトニン」ですが、

メラトニンは、抗酸化、免疫調整など多様な作用に関与しています。

正しく「眠る」ことが、健康につながるのですね。

 

 

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矢間あや
睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者

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