睡眠と現代ニッポン3 体幹の良し悪しが良い睡眠をもたらす
よく「体幹」が大切とは聞きますが、
「体幹」とは頭や四股を除く胴体部分のことを言います。
こんにちは。
睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。
体を支える土台になる体幹筋には3つの役割があります。
1.体を支える── 立つ、歩く、座るなどの日常生活における基本的な動作を支える
2.手足の動きの土台になる── 手や足を伸ばしたり、ジャンプしたりなど手足の動作のベースになる
3.ひねりや運動の軸になる── ゴルフのスウィングや、野球でボールを投げる、ダンスなどの軸になる
私は、さらに、狭義の体幹として
腹横筋、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群の4つの筋肉の部分を重要視しています。
骨盤底筋群は、努力の「努」でもお伝えした通り、女性は特に筋力低下を起こしやすい部分。
上部には横隔膜がパラシュートのように存在しています。
多裂筋は背中側の背骨に近い部分に、
腹横筋はお腹側の内蔵に一番近い部分にあり、
下部に骨盤底筋群があり、
この4つの部位で構成される四角の部分が重要になります。
この狭義の体幹筋の部分、実は、背骨しか骨はありません。
基本的には筋肉で支えなければなりません。
着物を着る時代の日本人と、現代の日本人の決定的な違いはこの部分がしっかりしているかどうか、だと思います。
本当は一番大切な部分なのですが、現代人はここの部分がみんな使えてない&使えない。。。
そして、「腹筋が大切なのね」と表面を先に鍛えると、内側が鍛えられないという結果に陥ります。
私が提唱してる睡眠bodyメソッドで体を整える方法も
体を緩めた次にこの体幹筋を鍛えるために呼吸エクササイズを使ってトレーニングします。
ではなぜ
体幹筋と睡眠なのか?
体幹筋がしっかりしないと
本来横隔膜と肺で行う呼吸が
横隔膜がうまく使えないからです。
さらに、
体幹筋の3つの役割を果たせず、
結局姿勢が悪くなって
眠れない体になっていきます。
着物を着る時代と現代の私達の体の違いの1つとして
この体幹筋が出来ているかどうがだと私は思います。
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睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者
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