睡眠と現代ニッポン7 子供の睡眠と運動
先日、ある経営者の方とお会いして、昔の子供の睡眠のお話になりました。
こんにちは
睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。
昔の子供は、外を駆け回り、エネルギーが切れた様にパタリと動かなくなり、廊下でもどこでも寝ていたという話になりました。
まるで、スイッチOFFになった状態。というのでしょうか。
そういえば、最近、公園を元気に走り回る子供をあまりみかけないなぁ〜と思いながら、昔、子供を連れて行っていた公園を覗いてみると。
なんと遊具が見事に撤去され、新しく新設された遊具は「安全」ではあるが、きっとすぐ飽きるだろうなぁ〜という白物。
ボウル遊び禁止の看板。
住宅街の公園では声を発するのも禁止している所があるとか・・・・。
現代は、子供の不眠も密かな問題のようです。
上記のことを考えると、私としては当たり前かなぁ〜と思います。
なぜなら、
子供は発育発達の段階によって沢山のトライ&エラーを繰り返しながら動きを自然に覚えていきます。
私が睡眠bodyメソッドでもお伝えしているように、産まれて呼吸エクササイズを行うことで、体幹の筋肉が発達して手や足や頭を持ちあげることができるようになり、体軸を使って動けるようになって寝返りやズリバイ、はいはいができるようになります。
そして、立つことができるようになり、動くことか可能になっていきます。
自然の中で動き回ることで、エネルギーを放出するのはもちろん、発育発達に必要な動きを獲得していきます。
また、子供は子供なりに、自然の中で動き回ることで、なにが危険なのか、自然の中で沢山の学びを得ていきます。
今は一定に保たれた室温のもと、安全を理由に管理された中で子供ですら動くことが制限されている現代では、必然的に子供も睡眠の問題が発生するのもうなずけます。
もし、お子さんをお持ちのお母さん、お父さんがいらっしゃったら、ぜひ、一緒に公園で昔の子供の遊び、ゴムとびや鬼ごっこ、できる方は竹馬などやってみてください。
その夜はきっと家族で熟睡できると思いますよ。
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睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者
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