睡眠と現代ニッポン8 子供の体幹
よく子供のトレーニング方法を教えてください!と聞かれます。
結論から言います。
中学生前までの子供のトレーニングは大人の様な器具を使ったり高重量のウエイトトレーニングは基本的に必要ないと思っています。
(子供をプロの選手に育てる!は別ですよ。)
睡眠bodyコンサルタントの矢間あやです。
なぜかと言うと、発達期の子供は自然の中で動き回ることが、動くという面からも、皮膚入力の観点からも、非常に良いからです。
なので、自然の中で、沢山遊ばせることが「トレーニング」になります。
まだカラダが出来ていないのに過度の筋トレを子供の頃から行うと、大きくなって故障の原因に繋がると私は見ています。
実際、小学生で体幹の弱いピッチャーが肘の痛みを訴えていた子供がいました。
元気かなぁ〜
まずは、草や木などに登る、ぶら下がる、よじ登る、飛び降りてみる!こういう動作を沢山行う。
川や海の水の感覚を感じる。暑さ・寒さを感じながら自然の中で様々な動植物にふれる。
これらを自然と行うことで、動きの要である体幹が、トレーニングされ動きを獲得できるようになります。
自然の中は平坦で安全な所ばかりではありません。
たまにはデコボコしていたり、斜めに傾いていたりします。
転ばないためにはカラダを自然と転ばない方向に向けるために体を使います。
これらの積み重ねられた結果、健康な体が出来上がります。
現代の子供は、本来なら自然とできるであろう動きが制限されるという悲しい出来事も起きています。
まずは、体操教室に入れる前に、難しく考えず、親子で公園で思い切り遊んでみてくださいね。
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睡眠Bodyコンサルタント、理学療法士、著者
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